浪費OL セミリタイアを目指す

夢は全部バクに食べられた

読書メモ:「読んだら忘れない読書術」

f:id:lunchinsavanna:20210506183107p:plain

こんばんは〜ฅ^•ﻌ•^ฅ

 

ひさしぶりになっちゃった!

最近ずっと仕事が忙しかったけど、諸事情により今月は残業できないので、18時には仕事を切り上げるようにしています。

この期間に勉強と読書、有意義に時間を使えたらな〜!

 

さて、今日は久しぶりの読書感想文です。

読んだのはこちらです。

 

私、結構本を読むんですけど、すぐ内容を忘れちゃうんですよね。

それでタイトルに惹かれて借りました。

さて、気になった点についてまとめます!

 

 

「情報」と「知識」の違い

情報と知識って似た文脈で語られそうですが、何が違うのでしょうか。

著者は、1年たって古くなるのが「情報」、10年たっても古くならないのが「知識」と書いています。

 

たとえば1年前の新聞を読んでも、あまり役に立つことは書いてありません。それは新聞に書いてあることが「情報」だからです。

情報そのものを多く知っているだけではうんちくは語れますが、応用が効きません。

情報をたくさんインプットしたとして、その情報を昇華して知識にすることではじめて自分の生活や人生に活きてきます。

 

なぜ本を読むことが大切かと言うと、本には「知識」が書かれていて、10年以上前の本でも得るものがあるからです。

 

自分で情報から知識に昇華するのは難しいですが、本を読めばさまざまな時代の識者が熟考のうえにエッセンス化した知識を得ることができるのです。

 

最近インターネットに繋がっていれば情報が勝手にインプットされていきます。だからこそ意識的に本を読んで知識を得ていくことで、情報と知識をバランスよく引き出せるようになるのです。

 

成長するための読書

著者は人が成長するためには「長所伸展」「短所克服」の2つの方法があるといいます。

字の通り、得意なことを伸ばすか、苦手なことを克服するか、ということですね。

 

読書においてもこの2点を意識して本を選ぶことができるといいます。

受験勉強で英語が得意な人と苦手な人が選ぶ参考書が異なっているように、同じテーマの本でも本を読んでさらに得意を伸ばしたい人と、苦手を克服したい人では選ぶべき本は異なるでしょう。

 

本を読むときに目的と、求めるレベルにあった本を選ぶことは重要ですね。

古典の原著をそのまま読むのか、現代語版を読むのか、それとも古典を解説した入門書を読むのか。

ちゃんとある分野の知識を得たいときには、難解な本を読んでわかったつもりになるのではなく、入門書から始めて知識を深めていきたいです。

 

記憶に残る読書術

読んだ本の内容を忘れないようにするにはどうしたら良いのでしょうか。

精神科医でもある著者は、脳の仕組みを利用して「最初のインプットから7〜10日以内に3〜4回アウトプットする」ことを勧めています。

 

実生活に落とし込むとしたら、本を読んだら

・内容のサマリーを人に伝える、人に本を勧める

・本の感想をFacebookTwitterでシェアする

・書評をブログに投稿する

なら出来そうですね!

 

確かに私もこのブログに感想を書くようになってから、本の内容を忘れないようになりました。

ブログに書くことを前提として本を読むと、どの部分を書こうかな?と考えながら読むので、気づきを強烈に意識できます。

さらにブログに本の引用だけそのまま載せることはできないので、どんなことが気になったのか、これからどう活かすのかといったことを自分の言葉で書く際、気づきの内容をいろんな角度から考え直します。

 

その過程で本から得た気づきが脳内に定着している実感が確かに私にもあります。

読んだものを全部ブログ記事にするのは結構大変ですが、毎回感想をひとことTwitterに書くようにすることなら私にも出来そうです。

 

******

私が気になった3点を書いてみました。

特に本のレベルについては、実際に手に取って中を見ないと判断が難しいですよね。

ネットで買うことが増えてきているけど、書店に行って、同じジャンルの本をいくつかパラパラと見て、何を読むか決めることも読書の質を上げるために必要な時間かもと思いました。

 

今度出社したときは、ひさしぶりに大きな本屋さんに行ってみようと思います!

 

今日も読書するよ〜

それでは!

読書メモ:「自分の時間を取り戻そう」

f:id:lunchinsavanna:20210506183107p:plain

こんばんはฅ^•ﻌ•^ฅ

みにこです。

 

毎日暑いですね〜

ここ数日は各所で大雨になっているようで、災害が心配です。

 

私も数年前に住んでいた場所がかなり川に近く、大雨の後地域全体が床上浸水になったことがあります。

私自身はマンションの上層階に住んでいたので、直接の被害はありませんでしたが、エレベーターが数日使えなかっただけでもとても困りました。

 

各地の大雨による被害が深刻化しませんように。

 

それでは、本日は読書メモです。

本日の読書

ちきりんさんの「自分の時間を取り戻そう」です。

 

自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

ちきりんさんの本、どれも好きで数冊読んでいます。

 

勉強になったポイントをまとめます!

個人が生産性向上を目指すべき理由

なぜ生産性の向上を意識する必要があるのでしょうか?

生産性はアウトプット/インプットで表すことができます。

目指すべきは、より少ないインプットで、より大きなアウトプットを出すこと。

 

生産性の概念がないと、アウトプットを最大化するために、インプットを大きく増やすという方法が採られます。

たとえば残業時間を増やすなど、正しくない方法の代表例ですね。

仕事だけでなく、家事や育児や介護など、時間をかけようと思えばいくらでもかけられ、時間をかけることが良いことと捉えられている面さえもあります。キリがないですよね。

 

家族のためにやっていたのに、忙殺されて結局家族との時間がなくなってしまう、なんてことで悩んでいる方も多いはずです。

生産性を意識することで、この作業は自分でやるより、生産性の高い他人に任せた方がいい、という合理的な判断が出来るようになります。

自分が叶えたいゴールを明確にして、そこに寄与しないことはキッパリ諦めることも、生産性の観点から見たらなにも悪いことではありません。

 

そのためには自分のゴール、つまり得たい価値を解像度高く描けることが必要です。

著者はレストラン経営を例として違いを表現しています。

売り上げを高くしたい!→1組の客が100万円の注文が◯(売上100万)

大勢の客で賑わっている店にしたい→500人/日*1000円が◯(売上50万)

 

生産性はアウトプットに対するインプットで測るので、自分のお金や時間を投下してどんなアウトプットが欲しいのかを言語化できるようにしましょう。

お金も時間も希少資源

お金は目に見えるので、誰でも少しは増減を気にします。

一方で時間の消費にも同じくらい敏感になっていますか?

残業代を手に入れるためにダラダラ残業する人は、お金が手に入るなら時間を売っても構わないという思考になっています。

 

本の中で著者は以下のように言っています。

月1万円の家賃上乗せで通動時間を30分短縮できるなら、月に20時間の余裕時間が手に入ります。

これは1万円で20時間という時間を購入するのと同じ行為です。

もし、アマゾンで「3時間分の時間」が1万円で売られていたら、思わず買いたくなったりしませんか?(p111)

 

毎日30分、1時間なんてなんとなく無駄にしている時間なのに、お金を払って手に入れられると思うと、高値をつけてしまうでしょう。

それは普段いかに時間を消費することに無自覚なのか、ということの表れです。

 

お金の管理に家計簿をつけるように、時間の管理のために何に何分使ったのかを買いてみるのもいいですね。

新人の子が残業するようになったとき、私は必ず作業時間をメモして提出してもらっています。

客観視することで、無駄に気づけるんですよね。

 

最近テレワークだと仕事が細切れになると感じているので、もっと意識的にメールを読まない時間を作ったり、相談のチャットを受けないようにしていかないとな〜と反省しました。

 

すべてやらない

まじめなひとほど全て自分でやらなくちゃ、と思ってしまいますよね。

私自身も人に振るより自分でやった方が速いし、、と簡単な作業をやってしまうことがあります。

 

でも前述の通り、生産性の向上を達成するには、なんとしても労働時間を圧縮することがまず重要です。その上で高いパフォーマンスを出す。

 

「全部をやる必要がある」と考えている人の多くは、やれば終わることからやり始め、付加価値の低い作業で仕事時間を埋め尽くしてしまいます。

これでは肝心の重要な仕事では成果が出ません。(p182)

 ぐさっときますね

簡単な仕事っていうのは、やれば終わるし達成感も感じやすいです。

重要な仕事は具体的な作業ではないし、答えがスパーンと出るものではないのでついつい後回しにしてしまいます。

 

この状態が悪化すると、何のためにやっているかわからなデータ分析とか、だれがみるかわからない報告資料など、形骸的な仕事を何も考えず実施するようになってしまいます。

 

自分の時間が有限であることを意識して、覚悟を決めて「定時までしか働かない!」と決めて、逆算してやるべきことから手をつけていきましょう。

 

著者もTipsとして紹介していましたが、私も仕事用のPCに単語登録をしています。

たとえば「お」で変換すると、「お世話になっております、◯◯です。」出ます。

 

たまにメンバーと画面シェアしながら文章を書いていると、次々謎の変換で文章が作られていくので驚かれます。

定型文も意味のない文化だなと心から思いますが、省くことで無駄に反感を買うリスクもあるので、効率化していきましょう。

 

 まとめ

以前伊賀光代さんの「生産性」を読みました。

 

lunchinsavanna.hatenablog.com

 

本著も同じ生産性について書かれた本ですが、こちらのほうが仕事以外にもかなりページを割いているので、読みやすいかもしれません。

 

本当に生産性の概念はなかなか意識しないと得られないので、新人研修の課題図書にしてほしいです。

 

でも、生産性をなんのために上げるかって、やっぱり良い人生を送るためだと思うんですよね。

だからこそ、自分の時間を何に使いたいのか?という意思も求められます。

選択肢が多いのは良いことな反面、個人に委ねられるわけで楽なものではないですね。

それでも私は選択肢が多い自由を選びたいです。

生産性

 

【資産状況】2021/06 4週目&上半期の締め!

こんにちは〜ฅ^•ﻌ•^ฅ

みにこです。

 

あっという間に2021年も半分が去っていきました。

2020年も特別な状況だったから、なんとなく季節も曖昧なまま終わってしまい、2021年前半も同じ調子でしたね。

 

人生でこんなに他人と関わらないことがあるだろうか?

そう思うくらい、家族以外の人との時間がなくなりました。

 

ちょこちょこ連絡は取っているけど、やっぱり顔を合わせて会いたいなぁ。

もう少しですね!

 

さて、6月の資産状況と、あわせて上半期の状況を見ていきます!

 

6月の資産状況

取得額前月比:+¥337,917

評価額前月比:+¥515,661

目標比:74%

 

6月はFOMCの後ですかね、少し米国株が下落していたので買い増ししました。

あとはボーナスが入ったので、投資信託を20万円分買いました!

 

ボーナスで余剰資金が増えたので、もっと入れようかと思ったのですが。

SBIでクレカ積立も始まるので、毎月に分散して積み立てようかなと。

 

投資信託はリアルタイムで 値動き見て注文!ができないので、もう適当に買ってます。

リアルタイムで取引できたとしても、私は相場を読む力はないので、気にせず買います。

 

今後の積立は以下でいきます!

楽天証券

楽天VTI :33,333円
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):16,667円

 

SBI証券

SBI・V・全米株式:50,000円

 

ほとんど中身同じなんですけど、気にしません。

 

さて、6月といえば上半期が終わったという事で、年始からの変化も見てみます。

 

上半期の資産状況

年始は取得額を録っていなかったので、評価額ベースですが、

評価額 +¥1,459,668円

でした!思ったより伸びている!

おそらくこの間の取得額は100万円に満たないと思うので、相場の恩恵を受けていますね。

 

大きな変化としては

・ロボアドを辞め、100万円分 eMAXIS Slim 全世界(オルカン)を購入

日本株を数銘柄単元買い

伊勢丹株主優待をゲット

ですね。

 

2020年上半期から本格的に投資を始めたので、2021年上半期には少し配当金も入ってくるようになりました。

実績としては以下です。

米国株 17.55ドル

日本株 5,546円

 

まだ本当に微々たる物ですが、下期はもう少し増えるはず。

それでも年間4.5万円程度だと思われます。

 

でもついに伊勢丹株主優待カードもゲットしたし、これは株をやっていなければ手に入れられなかったものなので、満足しています。

 

2021年の下半期は

・積立額を5万=>10万に増額

・運用額900万円達成

を目指していきますよ〜ฅ^•ﻌ•^ฅ

 

これからも毎月資産状況をカウントしてまとめていこうと思います!

読書メモ:「これからのお金の教科書」

f:id:lunchinsavanna:20210506183107p:plain

こんばんは、みにこですฅ^•ﻌ•^ฅ

 

なんか、いきなり暑くなりましたね!

夏バテしちゃうタイプなので本当に憂鬱です。

 

去年からテレワークになって、家の中の温度をコントロールするのってこんなに難しいんだ・・・と痛感しています。

 

さて、今日は読書感想文です。

 

本日の読書

 

田端信太郎さんの本です。

サラリーマンでこれだけ有名な方もめずらしいのではないかな。

ここで言うお金って、単なる手持ちのお金のことではなく、資本を指しています。

会社勤めしながら、自分の資本を築く方法が書かれています。

 

では気になった点をまとめます。

 

経験の幅を持つ

もし1週間旅行する予定で、宿代の予算が7万円だったらどうしますか?

毎日1万円の宿に7連泊すると毎日同じ経験しかできない。

今日は1泊5万の宿、明日は1泊500円宿というように、両極を選択してみると両者の違いからいろいろなことが見えてくる、と著者は書いています。

 

言われてみれば、別に指示されたわけでもないのに、1週間で7万円、つまり1泊1万か、と無意識に考えてしまうクセがついていますよね。

 

「1泊5万なんてお金がもったいない」と言う前に、まず泊まってみると、その宿泊体験のどこに皆がお金を払っているかが見えてくるかもしれません。

 

いまやインターネットで部屋の様子や、食事のイメージは見れてしまいます。

でも、どんな人たちがどんなサービスをしてくれるのか、またその価格帯に宿泊する客はどんな人たちなのか、そういった生の情報は現地に行かないと見えません。

 

どんな仕事をしていようとも、経験の幅を持つことは自分の引き出しを増やしてくれます。

頭ではわかりつつ、やっぱり躊躇しちゃうけど、今年は海外旅行にも行けないし、日本の名宿に泊まってみるのも良さそうですね。



名前が出る仕事を選ぶ

外銀やコンサルなどのクライアントワークは裏方仕事なので、どんなにプロジェクト内で活躍しようとも世間に名前が出ません。

会社内、業界内での評判は付くかもしれないけれど、世間に名前が出ることはほぼありません。

 

この考え方に触れ、雷に打たれたような気持ちです。笑

いや、言われてみればそれはそうなんだけど、いままでそういう目線で勤務先を考えたことがなかったんですよね。

 

外銀やコンサルって給料が高いので惹かれるひとも多いと思いますが、著者は社外に名前が出ない代償として、若くても他のサラリーマンより高い給料をもらっている、と書いています。 

 

そんな風に考えたことがありませんでした。

いま私もクライアントワークをしているので、関わった仕事がメディアに出たり、いい仕事をして顧客に感謝されたり、社内で知名度が上がったりはありますが、確かに私個人の活躍がどれだけあっても世間には1ミリも伝わりません。

 

そんなものだと思っていましたが、自分のブランドを築いて資本としていくには、名前を出すことが重要ですね。

いや、すごくショックというか、ハッとしました。

 

もちろん性格や志向にもよりますが、サラリーマンとしてさらなる高みを目指すなら、やっぱり名前を出すことが必要になってきますよね。

自分のキャリアを考えるきっかけになりそうです。

本の中では2ページなのですが、このページだけでこの本を読んだ意味があったと思うくらいに衝撃的でした。

 

セルフコントロールできる自己投資に資本投下する

「自己投資が最高と言われるのは、リターンをコントロールできるから。」

いくら株に投資しても自分の行動や努力が株価に反映されることはないが、自己投資は自分の関わり方でリターンを大きく増やすことができる。

たとえば英語の勉強で、書籍を買ったり、スクールに通ったりすることはお金がかかるが、自分がどれだけ本気になるかでリターンが変化する。

 

この点もすごく学びになりました。

ずっと消費ばかりしていた私は、金融商品は1度の購入が将来に渡って富をもたらすということに感動しました。

 

自己投資は、自分の行動や努力で何倍ものリターンをもたらす可能性があると思うと、結果をコントロールできない金融商品より、さらに重要視する必要があると理解できます。

 

サラリーマンになると、ぼーっとしてても仕事があるので、どうしても日々をこなすことに夢中になってしまいます。

 

与えられたことをやるだけでなく、自分がやりたいことをやるためには、自分自身に投資をして将来の可能性を拓いていくことが重要です。

それが、嫌なことを回避するためでも、お金をより稼ぐためでも、さらに高い地位を得るためでも、モチベーションは人それぞれだと思いますが、どうせやるなら目標に対してリターンを最大化することを目指したいです。

 

自己投資はもはやプラスアルファではなくて、未来を生きていくための必須要件になりますね。

今後、意思のない人が活躍できない世界にどんどんなっていくと思います。

 

何を選択するのか自分の頭で考えながら、自分という資本を最大化しましょう。

 

まとめ

田端さんってよく炎上しているイメージなんですが、伝え方はともかく問題提起している内容はとてもまとも(というと上から目線っぽいですが・・・)でいつも学びを得ています。

 

この本はタイトルで誤解してほしくないですね。

サラリーマンは特に読むべきだと思います。

 

個人的には勝間和代さんとか、田端さんとか、企業勤め出身の方の本ってすごく読みやすく感じるんですが、気のせいかな。

 

バックグラウンドが(スケールはともかく)自分と似ていて目線を合わせやすいからなのか、それとも会社員として仕事を通して得た伝える力が高いからなのか。

単に頭が良いっていうのも大きくあると思いますが、読みやすいのに内容だけでなく伝えたいことをどう表現するのか含めて、とっても学びがある1冊でした!

 

おすすめです。

読書メモ:「人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点」

f:id:lunchinsavanna:20210506183107p:plain

 

おはようございます、みにこですฅ^•ﻌ•^ฅ

 

最近時間の使い方を見直していて、朝早起きを心がけています。

今週の平日は平均7時に起きました!

 

いつも9時過ぎに起きて9時半から勤務開始しているぐーたらの私としてはかなり素晴らしい実績!

 

本日の読書

 

最近ワークライフバランスって言われていますが、なんのために早く仕事を切りあげるのでしょうか?

会社に言われたから、今までと同じ仕事を、短い時間で終わらせなくてはいけない。

 

これでは「企業のため」に働く、というのが形を変えただけでなんの解決にもなっていません。

 

著者は大学時代に「資本論」と「金持ち父さん 貧乏父さん」を読み込み、資本主義の仕組みと、その中で働く労働者たちの状況について学び、それを理解せずにはいつまでも幸せな働き方ができないと感じて本書を執筆したとのことです。

 

前半の資本主義とは何か?の部分は、腹落ちしないところもありましたが、新しい視点を学べました。

 

私が重要だと思った点をまとめていきますฅ^•ﻌ•^ฅ

 

 

給料はどうやって決まるのか?

給料の決まり方には以下の2種類がある。

(1)必要経費方式

(2)利益分前方式(成果報酬方式)

 

日本の場合は多くの企業が(1)を採用している。

最近は日本でも成果主義を謳う会社が増えているが、成果が2倍になったら給料が2倍になるような会社が(2)の方式と言える。

 

社員が生きるのに必要な経費を積み上げていき、だいたいの給料が決まる。

つまり努力や成果とは関係がなく「こんなに頑張っているのに給料が上がらない」という愚痴は的外れである。

 

給料が必要な経費の積み上げで決まるとすると、独身の自分より家族を扶養しているあのおじさんのほうが給料が高いのは当然だ。

 

 

「使用価値」と「価値」とは何か?

資本論の中では「使用価値」と「価値」は以下の通り定義される・

使用価値:「有益性・有用性」という意味。

価値:それを作るのにどれくらい手間がかかったか。有益かどうかは関係がない。

 

たとえば空気はないと死んでしまうので使用価値は高いが、人の手がかかってないので価値はない。

 

労働力も「商品」である。

労働者は自分の労働力を商品として会社に売り、対価として給料をもらう。

給料が労働力の価値に対して払われているとしたら、価値をあげるにはどうしたらいいのか?

 

前述の通り価値とは「どれだけの手間がかかったか」に依る。

つまり勉強時間が必要な資格や、修行期間などがある場合、給料が上がる。

 

介護士も医師も、世の中にとっては必要な仕事である、つまり「使用価値」が高い。

でもその給料には大きな差がある。それは、それぞれの職業に就くための準備期間・金額に差があるから。

どうすれば高い給料をもらえるのか?

「使用価値」がなければ、どんなに「価値」があっても物は売れません。

しかし著者は「使用価値」があっても高く売れないことがある、と書いています。

 

たとえば電子書籍は、紙の本当内容が同じであっても、紙の本の8割程度でないと売れないそうです。

 

読者は「紙の束」を買っているのではなく、その中に書かれている「情報(使用価値)」に対してお金を支払っている。

 

本の「中の情報」が同じであっても、価値が低い電子書籍には同じお金を支払わない

 

「使用価値」だけで値段が決まるなら、それがどういう手間で作られているかは関係ないはずですが、実際は値段に対して「価値」が低いと思うと、納得感を得られないのです。

 

それを労働力に当てはめると、仕事で大きな利益を生み出すであろうという「使用価値」が高いことは必須。

それに加えて「価値」が高いことも示す必要があるのです。

つまり労働者は自分の労働力を消費せず投資し、自分の価値を高めていくことが重要。

将来のために積み上げていけるようなことを選び取る。

 

たとえばバイトするときに 、時給が高い安いではなく、将来の自分に何を残せるかを考えて選ぶこと。

 

まとめ

給料はどうやって決まるのか? から、労働者はどうすればよいのか?という流れについて、結論は一般的な内容だけど、その解釈の仕方が新しくておもしろかった。

全体としてはちょっと冗長だったので、飛ばしながら読んだ。

 

労働者よ、ラットレースから抜け出そう!というと、やっぱり稼いだお金を金融資産に投資し、労働者から資本家になっていくという論調が多いと思うが、それは一般的なサラリーマンには実現が難しいので、地に足がついた内容はよかった。

 

一方で、価値や使用価値の意味は理解できたが、じゃあどうすればいいの?という点があまりよく理解できなかった。

将来の自分に何が残せるか、労働力の投資って言われても、具体的にどう動いたらいいのかイメージしにくいのではないか。

 

残業や上司にごますりをしたところで価値は上がらないので、業界のことを勉強したり、新しい技術や規制について知識を深めるなどをやろうね!ってことなのかな。

 

使用価値だけでなく、価値を感じてもらうようにアピールするという点は転職活動でも有効なように思う。

読書メモ:「億万長者のすごい習慣」

f:id:lunchinsavanna:20210506183107p:plain


こんにちは、みにこですฅ^•ﻌ•^ฅ

 

最近は資産形成にハマっているので、関連する本を読んでいます。

Kindle Unlimitedがキャンペーンで無料になっていたので、お試し入会しました。

この期間内にUnlimitedの本を読み漁ってみようと思います。

 

本日の1冊

 

 

億万長者を純資産額が1億円以上の人とすると、日本ではだいたい40人に1人。
つまりクラスに1人は億万長者

そう思うと、目指せそうな気がして来ませんか?

 

この本では著者が出会った億万長者の習慣をまとめた1冊です。

資産形成に関することが書かれているのかな?と思っていましたが、どちらかというと考え方、マインドセットに関する記載が多いです。

 

読みたい箇所から読んでいけるので、さくっと読めます。

私が気になった点をまとめてみます。

 

ルーティンにできる仕事はすべてルール化する。

億万長者ともなると、予定が立て込んでいるし、1日にいくつも判断をする必要があります。

そのため、ルール化できることはすべて頭を使わずに流れていくようにします。

 

著者は定期的に出張をする必要があったため、毎回同じ航空会社の同じ便を使うそうです。

飛行機の時間を固定化することで、家を出る時間や、家から空港への混雑具合がいつも同じ状態になります。

毎回別のスケジュールになると、飛行機の予約を何時にしようか?から始まり、その時間に飛行機に乗るなら何時に家を出ればいい?空港までどのくらい混んでるんだろう?やっぱりもうちょっと早く出ようか・・・と、一気に決めることが増えてしまいます。

そして同じく不確定要素も増えていくので、空港まで予想外に遅刻して飛行機に間に合わないかも?!なんて焦ったり、実際に間に合わず遅刻をしてしまったり。

ルール化しないことにより、瑣末なことに対して頭のリソースを多く使わなくてはなりません。

 

毎回必要なこと、定型化出来る仕事はなるべくルールを作り、自分が判断しなくても流れていくように工夫をしましょう。

 

アファメーションを毎日唱える

アファメーションとはポジティブな口癖のこと。自分ん対する肯定的な断言と誓約です。

たとえば有名なフレーズは

「私はあらゆる面で日に日にますます良くなっていく」

というもの。

 

えっ!うさんくさい!と抵抗を持つ方もいると思います。

よくわからないカタカナ語に、スピリチュアルなセリフ・・・

この時点で拒否感を持ってしまうのもわかります。

 

でも、言霊と考えれば少ししっくりきませんか?

 

私たちは自分自身の言葉に大きく影響を受けます。

ネガティブな「私なんか」「どうせ」「でも」なんて言葉を使っていると、どんどん思考がマイナスになっていくし、根拠がなくても「わたしならできる」と唱えていると本当にできるような気がしてきますよね。

 

著者はいつも「俺って天才だなぁ」とセルフインプットしているそうです。

 

実は私も同じで、ことあるごとに「私って天才?」と言っています。

 

別に本気で天才だと思ってるわけではないですが、ポジティブで、あっけらかんとした

表現が気に入っています。

人からなにか嫌なことを言われた時も「まあ私天才だから、嫉妬されてもしょうがないね」ポジティブ?に受け流します。

 

まともな指摘なら受け止めますが、やっかみや揚げ足取りはスルーが1番なので、こういった受け流しの言葉としてもかなり使えます。

 

メンタルが健全でないと、せっかくのチャンスに力を発揮できないので、日頃から自分自身を肯定する言葉を唱えるようにしたいですね。

 

まとめ

この本にはお金持ちの習慣について32の章にまとめられています。

私は上記の2点が響きましたが、読む人によって違うと思います。

章ごとに読めますので、気になったところから読んでいけば良いです。

内容としては「当たり前だな」「それができたらいいに決まってる」といった点が多いですが、それだけ「当たり前のことを当たり前にやる」ということが難しいという証明でもあります。

 

本の中でも触れられていますがお金持ちでも人から好かれないようでは幸せにはなれません。

お金持ちの考え方から自分に取り入れられることを見つけてみてはどうでしょうか。

 

みにこでしたฅ^•ﻌ•^ฅ

 

【資産状況】2021/05 3週目

f:id:lunchinsavanna:20210423184139j:plain

こんにちは、みにこです ฅ^•ﻌ•^ฅ

 

今週はGW明け1週目ということで、休み前の思考に戻すのに時間がかかるかと思いましたが、まったくギャップを感じずスタートを切れました。

なんでだろう?ゆっくり休めたからかな。

 

適度に休むことがパフォーマンス向上に不可欠ですね。

 

今週の資産状況

 

 

tousi 

取得額は+¥31,891

評価額は-¥38,982

目標比は65.51%

 

先週から代わり映えない、むしろ下がっているっていう・・・

これまで毎週資産をカウントしてきましたが、毎月1回しか積み立てていないので、あんまり動きがなくてつまんないなぁと思い始めました。

 

これからは月1のカウントにしようかな。

 

以前は楽天証券の積立と、Wealth Naviの積立をやってたのですが、Wealth Naviは運用額が100万円を超えたあたりから手数料が気になり始め解約しました。

 

積立増やすとしたら、どの証券会社で何を買おうかなーと悩んでいます。

 

第一候補はSBI証券で米国ETFの積立です。

5万円くらい積立を増やすとしても、例えばVTIだと2株買えない程度なのでかなりコツコツになっちゃいますが。

いまの自分は月10万円投資に回すだけで精一杯なので、できることを愚直にやろうと思います!

 

夫との共同資産も一部投資に回してるのですが、夫の口座で管理しているため、ばいばいに手を出せない(口は出しているが採用されるかは夫次第)なのがもどかしいです。

いま現在は共同資産の現金比率がかなり高い状況です。

 

まあ何か大きなお金が動くときは共同資産から出すことになるので、ある程度現金を置いておく必要があるのも事実なんですけどね。

 

夫婦で投資方針をすり合わせるのは難しいと感じます。

片方が興味なければ勝手に決めていけますが、両方それなりに意見があると調整するのが難しいです。

協調型のチームより、リーダーの独裁が強いチームのほうがパフォーマンスが高いケースがあるというのも納得です・・・

 

世の中のカップルがどう家計を運営しているのか気になりますฅ^•ﻌ•^ฅ