ランチ イン サバンナ

夢は全部バクに食べられた

お伊勢丹様、私をお救いください!

今日も読書感想文です。

 

山内マリコさんの、お買い物にまつわるエッセイ。 

 

生きることとは買い物することである、から始まる本書。

 

確かに、周りの人たちのお金の使い方を聞いて驚くことが多い。

人生と同じで、買い物にもスタイルがあるのね。

私自身は自他共に認める浪費家で、わりとみんなそんなものだろうと思っていたのだけど、どうやら世の中の社会人たちは、そんなに買い物をしないらしい。

 

「常に欲しいものがあるなんて羨ましい」

「お金を何に使ったら良いかわからない」

 

そんな言葉さえかけられるようになってきた。

買い物に付き合ってひたすら「買いなよ」とそそのかすようなビジネスを始めたいくらいだ。

 

本題に戻る。

本書では、30代になった著者が、安くてカワイイ大量消費から卒業し、

高くても長く使える良いものを少しずつ手にし、それを紹介するエッセイである。

 

一応ギリギリ20代な私だが、すでに「安くてカワイイ」には辟易し始めていて、

本書の内容にうなづきが止まらなかった。

例えば、私は去年「高くても長く使える良いものを…」を合言葉に

ついに憧れだったジョンストンズのストールを買った。

(著者はAmazonで買ってたけど、私はロンハーマンて別注品を買った)

 

そして「高いものだし、ちゃんとお手入れしなくちゃ…」と呪いのように唱えながら、ブラシの平野のカシミヤ用ブラシを買うか迷っていた。

(迷った結果、やっぱり高くて結局買えなかったので、今年こそ・・・!)

 

でもこういう良いものを買っても、心が貧乏くさいので、なかなか身につけられない。

カバンでもストールでも、「雨だったらどうしよう」「飲み物こぼしたらどうしよう」と

不毛な悩みに悩み続け、ここぞというときにしか出番がない。

 

それじゃあいくら高いものを持っていても意味ないじゃない!

ということで、今年こそ、貧乏メンタルから脱出したいものです。

 

あとは下着と傘も高くて良いものを今年ゲットした。

次に狙っていたのはタオルだったので、まさに山内さんと同じルート。

アラサー黄金ルートなのだろうか。。。

 

本書の中で紹介されるもので特に気になったのは

・シュット!インティメイツ(下着)

・ANTON HEUNIS(アクセサリー)

・LITTLE SUNSHINE(タオル)

 

次の土日はタオル探しに出かけようかな。

もちろん古タオルは、必要としてくれている団体があるかチェックして処分!

 

あとは映画化した、ここは退屈迎えに来て、が見たい!

 

ここは退屈迎えに来て (幻冬舎文庫)

ここは退屈迎えに来て (幻冬舎文庫)

 

 

 

青春は不安定

今日は家から一歩も外に出ませんでした。。。

1円も使ってないし、ほんと社会と断絶された日。笑

 

その代わり、読書したり、映画やドラマ見たり、文化的な時間を過ごしました。

ブログに書こうと思ったら、前回から38日ぶりって。。。

時経つの速すぎて取り残されそうだけど、時間は平等に進んでるから安心。

 

今日は久しぶりに見た「桐島、部活やめるってよ」について。

桐島、部活やめるってよ
 

 

私は学生を題材にした映画が好きだ。

恋愛じゃないやつ。その意味で本作はもう最高なのです。

 

中高生は自分の立ち位置にすごく敏感だ。

自分がどの「グループ」に所属するか理解し、

言葉にせずとも、グループ同士の上下関係をクラスみんなが共有している。

 

映像の中での会話や動きを見るだけで、こちら側にもヒエラルキーが痛々しく伝わってくる。

 

本作では「桐島」がバレー部をやめる、というニュースを聞いた

それこそ全ヒエラルキーの生徒たちが、衝撃を受ける。

 

「桐島」の彼女だったわたし

「桐島」の親友な俺

「桐島」の彼女と親友なわたし

・・・

 

カリスマな「桐島」の存在に、自分の存在意義を見出す人たちは、

「桐島」がいなくなったあとも続く高校生活を前に、何者でもない自分に気づく。

屋上のシーンでは、宏樹にリア充という言葉と対極の「虚無感」を感じた。

 

何者にもなれないのなら、なにをやったって意味がないと考えていたのかもしれない。

だから野球部のキャプテンや、映画部の前田のように、好きなものにがむしゃらに

熱中する姿を見て、情けなさとか、悔しさとか、いろんな思いが湧いたんじゃないかな。

そんな青春の不安定さに、もう心打たれてしまうんです。

 

 

運動部が文化部や帰宅部を見下していたり、

文化部の中でもさらに吹奏楽部が映画部を見下していたり。

自己評価が安定してないから、人と比べて優位性を感じていないと

安心できないんだろうなあ。

  

こういうのって大人になればある程度、「人は人、自分は自分」って言い切れるけど

その「自分」さえも理解しきれていないから、仕方ないと思うんだよね。

それが脆い、青春時代ってことだから。

でもだからって人を傷つけていいわけないから、それを学生生活の人間関係で

気づいていけると良いんだけどね。

 

 うん、やっぱり青春は脆くていいな。

スーツケースとわたし

近頃いろんな本を読んでるのに全然アウトプットできていない。。

最近読んだのはこの本です!


スーツケースの半分は (祥伝社文庫)

スーツケースの半分は (祥伝社文庫)

ゆるーく全編が繋がった短編集。

第1章の主人公真美は、フリーマーケットで鮮やかな青のスーツケースと出会う。
運命を感じて購入し、憧れていたニューヨークにひとり旅に行く。

第2章以降は真美の学生時代からの友人3人が、真美のスーツケースを「幸せを呼ぶ幸運のスーツケース」として借りて旅行に行く様子が描かれている。

そして物語の後半では、スーツケースが真美のもとに渡るまでのストーリーが明かされる。

*************************

物語の前半は、真美を含めた4人の女性の旅行記のようなお話。
だけど4人の旅行の仕方か全然違っていて、それが彼女たちの人生観だったり、生活スタイルを表していてすっごく面白い!

女性なら4人の誰かに自分を重ねてしまうんじゃないかな?

学生時代までは同じテンポ進んで来たはずなのに、30歳にもなると、生き方もいろいろ。
でも、誰にとっても旅は、自分を見つめ直すきっかけになるのかも!

わたしもまたはやく旅に出たい!
そんな気持ちになりました。

物語の後半には、幸せを呼ぶスーツケースがどうしてフリーマーケットで売られていたのかが描かれる。
そのお話しも全て「旅」がキーワードになっていて、各章が繋がっている。

前半は、
女子の友達ってこんな感じよねー とか
旅行中そういうこと考えちゃうよねー とか
共感しながら読んでいたんだけど、

後半になると、より一層、自分の人生を生きるってどういうことだろう?
人生も旅なのかもしれないなぁ。
なんて、そんなこと思いながら読み進めていました。

とにかく、旅好きの方にも、小説好きの方にもオススメしたい一冊でした🍉


ハッピーエンドをつむぐには

最近すこし忙しくて、あまりうれしくない忙しさで

そのせいか文章を書きたくなってひさしぶりのブログ

 

仕事もすきだけど、自分のための時間が欲しくなり

残業時間と比例して、読書や映画の時間が増えるという習性があるようです

 

ということで、今日は映画の感想でも書きます

 

 

今日は残業して家に着いたのは22時過ぎ

どうしても何か映画を見たくて、プライムビデオのウオッチリストから

2時間以下の映画を探してこちらを見ました

 

 

ほんと、このシチュエーションで見るにはこれ以上ないくらいの映画でした

映画館で見るべき映画と、おうちで見るべき映画があると思うんですが、

こちらは完全に後者です

 

物語の主役はある家族

出て行った妻を待ち続ける小説家の父

奔放な態度を取りながらも傷つくことを恐れている娘

臆病で内向きな自分を変えようとする息子

 

この家族をはじめとして、出てくるキャラクターにいやなやつがいないの

(いやなやつがいないって、精神が弱っているときに見る映画の必須条件ですよね)

 

小説家の父が、娘息子に日記を書かせていて、自然と彼らも小説家を

夢見ているのがすてきだなと思った

 

日記って自分の気持ちを整理したり、やるべきことをクリアにしたり、

とってもいい習慣ですよね

でも訓練していないと、自分の気持ちをことばにするのってむずかしいと思う

こどもができたら交換日記をしたい…!

 

そして愛を諦めていた娘が、好きな本を言い合うシーンで恋が始まる予感を感じ

急にこわくなって逃げ出してしまうところ

かわいすぎて胸がきゅーーんとしました

 

ひとと本気で向き合うってことはとてもエネルギーがいるよね

 

あとね、弟の彼女がめっちゃかわいいの

「噛まないよ、もっと近くに来て」

「あなたはセックスが初めてで、私はクローゼットでするのが初めてだから

 忘れられない日になるでしょ そうなったら私はうれしい」

 

彼女高校生なんだけど、アメリカってこんなかんじ?

かわいすぎて脳内の小悪魔辞典に追加されたけど一生引用されないだろう

 

とにかく、いやなこともつらいことも、逃げ出したいこともあるけど

そこに立ち向かって自分と戦って、それでやーっとハッピーエンドを迎えられる

 

いまこの瞬間、つらいことがあっても、それって物語の途中なだけかも

ハッピーエンドを書けるのは、そこで物語を続けられるひとだけだ

 

明日もがんばる力をもらいました〜!

 

作中で何度も出てくるスティーブン・キングのIT!

いよいよ見たい・・・・こわいのいや・・・・

語彙トレ始める?

また気づけば4ヶ月更新しないまま経過している…

でも、なぜブログを書く必要があるのか、を

今回の読書で改めて確認することができました。

 

さて、そんな気持ちに至った今週の課題図書はこちら

語彙力こそが教養である (角川新書)
 

 

著書は斎藤孝さん。

著作「声に出して読みたい日本語」はベストセラーになり超有名、

さらにご自身のテレビ出演も多く、顔までわかるって方も多いのでは?

 

この本を読んだ背景には、私の今年の目標の1つが関係しています。

それは「語彙力の向上」

私、本当に、猛烈に、語彙力がないのです。

(↑この1文から溢れ出る語彙力のなさ)

 

ブログを書こうと思ったきっかけもそれです。

本を読んだり、映画を見るのも好きなのに、語彙力がない。

それはアウトプットが足りていないのでは、と思ったからなのです。

 

語彙力がないことに対する危機感、みなさんどのように捉えていますか?

著者は本著の中で以下のように書いています。

より多くの語彙を身につけることは、手持ちの絵の具が増えるようなものです。(中略)

語彙力を身につけることは、いままで8色でしか表現できなかった世界が、200色で表現できるようになるということなのです。

 

!!!!!

 

なんとわかりやすい例えだろう…

8色の絵の具しかなければ、伝えたい気持ちがどんなにあっても、ほとんど同じ表現になってしまうではないか…

思えば、嬉しい時も、怒ってる時も、悲しい時も「やばい、」で始めている。

 

そんな私に追い打ちをかける著者

思考は、頭の中で言葉を駆使して行われます。(中略)

乏しい語彙力では、それを通した狭い世界しか見ることができません。

ああ、これまでどんなに本を読んでも、映画を見ても、なんとなく「よかった」「いまいち」で感想が終わっていたのは、語彙力がないから、それ以上の思考ができなかったんだろうか…

 

なんとこの現状認識⇨絶望までがわずか開始7Pの間に繰り広げられているのです。

「はじめに」でがっつり心を掴んでくる斎藤さん。これが語彙力、伝える力なのだろうか。。。

 

語彙力がないことに対する漠然とした危機感が、本を読んで具体的になった。

それは、言葉選びにどの程度気を使えるかは語彙力に依存するということ。

 

人を動かしたい時、背景にある気持ちがどんなに強く、熱いものだとしても、表に出てくるのが薄っぺらい言葉では、全く相手の気持ちを動かすことはできない。

自分の心にある気持ちを、言葉にするまで具体化していくには、語彙が必要です。

先ほど著者が言っていた通り、乏しい語彙では狭い世界にしかいられない。

 

自分の気持ちを言葉にする、人を動かすには、自分の言葉で思考を重ね、言語にして相手に伝えることがとても重要なのだ、と再認識しました。

 

その練習のため、まずはこうやってブログで言語化していきます。

最初は下手でも仕方ないから、とにかく言語にしていくことを目指します。

まずは毎日ブログを書く習慣をつけないと…

 

語彙トレ、今日から始めます!

 

次の課題図書は、今回の本で進められていたこのあたりになるかな?

 

 

不道徳教育講座 (角川文庫)

不道徳教育講座 (角川文庫)

 

 

現代語訳 福翁自伝 (ちくま新書)

現代語訳 福翁自伝 (ちくま新書)

 

 

 

 

 

 

 

 

QED 六歌仙の暗号

今週の読書感想文

 

高田崇史六歌仙の暗号」

 

QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫)

QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫)

 

 

高田崇史さんの本は前作の「QED 百人一首の呪」以来2冊目。

相変わらず読み応えが半端じゃない…。

 

amazonの紹介文より引用

七福神は呪われている」明邦大学を震撼させた連続怪死事件以来、その研究はタブーとなっていた。しかし、棚旗奈々の後輩・貴子は兄の遺志を継ぎ、論文を完成させようとする。そして新たな事件が!?ご存知、桑原崇が歴史の闇に隠された「七福神」と「六歌仙」の謎を解き明かす。大人気シリーズ第2弾。

 

平安時代に広く信じられていた「言霊」と「怨霊」を軸に

古今和歌集」に込められた意味、「七福神」と「六歌仙」の謎を解き明かしていく。

 

このシリーズでは日本の古典が取り上げられ、多くの神様するのだけれど、

とくに歴史や古典に興味がなくても、好奇心をくすぐられてしまうという

とんでもない啓蒙パワーを持っていると思う。

 

ネタバレ注意で感想を以下に。

 

 

今回の作品では「言霊」と「怨霊」という当時の信仰が鍵になっている。

 

特に衝撃を受けたのは、当時は「言霊」の力が信じられていて、

一流歌人の歌には大きな力があると恐れられていたということ。

当時飢饉は怨霊の仕業と考えられていて、それを鎮めるために

「雨請い」を行い、人質を捧げることもあった。

その中で、天皇から雨請いの名を受けた小野小町は和歌を読み、

雨を降らしたという。

一流の歌人とは一流の言霊使いだった。

 

今の時代、それこそSNSなどで簡単に言葉を発信できるけれど、

昔は思ったことをそのまま口に出すことはできなかった。

だから気持ちを歌に込め、「暗号」とも言える仕掛けまでして歌を詠んだ。

 

作中で数々の和歌に込められた意味を、タタルが時代背景とともに

説明してくれるけど、もはや私たちには推測することしかできない。

もしかしたらこじつけかもしれないし、もしかしたら真実かもしれない。

 

今まで考えていた「和歌=娯楽」というイメージを大きく覆され、

平安という時代の人々の思いにちょっと思いを馳せたりしてみた。

 

こうやって少しずつでも知らないことを知れること、

高田崇史さんの本を読む上での大きな楽しみです!

 

ただ神様も、日本の古典も、各地にある神社も全く知識がないので

名前を読むのも一苦労な訳で、パワーが必要なんですよ…。

少しずつこのシリーズ、読み進めて行きたいです。

 

 

 

新しい朝

AM5:30

なんだか、今日やっと目覚めた気がする

 

半年間のネガティブな時期を超えて、

いますごくエネルギーがある

 

目の前の新しいこと、難しいこと、苦手なことに目を取られすぎていて

本来自分が好きなこと、得意なこと、やりたいことが

全然見えていなかった

 

でもなぜか今日、やりたいことが溢れてきた

 

それは目の前の仕事は全く関係がなさそうで、

今までの自分はそれがなんだか許せなかった

 

目の前の必要な、期待されることも出来ていないのに、

関係ないことに時間を割いていいのだろうか?

 

なぜかそんな風に思っていたことに今日気付いた

 

いいじゃん、いまこの瞬間出来なくたって

いつか出来るようになれば

 

いいじゃん、いつか自分の好きなことが

今の仕事につながるかもしれないし、つながらないかもしれない

新しいことがやりたくなるかもしれない

 

そんなこと考えずに、やりたいことやればいい

 

でも、やりたいことやるために、やるべきことはきちんとやる

そしてやりたいことのための時間をできるだけ作る

 

だからもううじうじ悩んでないでひたすら挑戦して

まあ怒られたり、失望されるときもあるかもしれないけど

とにかく前に進むことにする

 

 

 

新しい朝が来た!